9/17 三井住友銀行NY 田村英也

 予想レンジ
 109.40円~110.20円
 注目ポイント
 FOMC 政策金利見通し

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
109.668 +26.8 9:00 110.080 -12.0 22:15

今日の動きをどうみている?

 NY時間の為替相場は8月の米小売売上高が予想を上回る結果となったことを受けドル買い圧力が優勢となった。

 ドル/円は日中高値の109円台半ばを上抜けると109円台後半まで上値を伸ばす展開となったが、その後米株が反落したことで上値を抑えられる形となった。

 今後の見通しについては来週のFOMCまでは大きなイベントもなく、ドル/円は本日同様に米株を中心とするリスク資産の動向に振らされやすい時間帯となり109円~110円台でのレンジ相場が続くと予想する。

注目ポイントについて

 月初に発表された雇用統計が予想を下振れたことを受け、来週のFOMCでテーパリング開始がアナウンスされるという可能性はほぼなくなったとみている。

 一方で、年内のテーパリング開始に向けた地ならしとして今回声明文が調整されるという可能性は十分にあると考えている。

 また、テーパリング終了後も利上げペースを占うという意味ではFRB当局者の政策金利見通しのドットチャートにより注目が集まりそう。

 来週のFOMCでは来年の政策金利見通しの中央値が利上げを示すかどうかという点に加えて2024年の見通しも初めて公表される為、FRBが考えている利上げペースが判明するということになる。

利上げの今後の見通しについてはどうみている?

 先日発表されたアメリカのコアCPIが予想を下回った結果となったことでインフレ圧力は一時的であるというFRBの見方を裏付ける形となっている。

 その為、現状での利上げ見通しは比較的緩やかな見込みになると今のところ考えている。

 しかし、マーケットが現在見通しているような来年後半の利上げ開始が示されたり、2024年にかけて利上げが加速していくようなパスが示されれば米金利上昇に伴ってドル高が進行するというリスクも想定しておく必要がありそう。