7/30 バルタリサーチ 花生浩介

 予想レンジ
 109.00円~110.00円
 注目ポイント
 チャート「MACD」から見た今後のドル円の展開

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
109.361 +36.1 9:05 109.827 -17.3 翌2:30

今日のマーケットをどんな風にみている?

 昨日のアメリカの株式市場は引き続き高値圏で推移していてGDPが少し弱かったが、あまり気にしてない雰囲気。

 ドル/円については小動きながらも若干頭の重い展開となっており、今日の東京市場は109円台半ばを中心としたレンジワークとなるような感じ。

注目ポイントについて、MACDはどんなチャート?

 MACDは移動平均線を利用したトレンド分析の代表的なチャートで、特にトレンド転換を比較的明確に示す場合が多い──そういう意味では人気の高いチャートの一つだろう。

 デイリーMACDを見ると、こう着しながらも直近では売りサインが点灯している。

売りサインというのはMACDのラインがシグナルラインを上から下に突き抜けると売りサイン?

 はい──週足も同じように売りサインが点灯しつつある。

 特にウィークリーの売りサインは今年になって初めてのものなので、それなりに意味のあるものなのかもしれない。

米ドル全体の方向感で見るとどんな風になっている?

 米ドル全体で見ると米ドルインデックスで見ればいいと思うが、デイリーMACDではドル/円と同じように先行する形で売りサインが点灯している。

 一方でウィークリーは買いサインが点灯したままなので、その意味ではドル/円と少し異なるチャート形状にはなっている。

 一方でドルインデックスのローソク足のような普通のチャートで見ると、レンジの上限で頭を抑えられている感にもなっているので、その意味も含めて言えば徐々にその天井感が醸成されてくるかもしれない。

今後のドル円は一般的にテーパリングに向けて米金利もこれから上がっていってドル高方向になるのではないかという見方あるが、そうは当面ならないかもしれない?

 チャートから見ると、ドル/円も米ドルインデックスも両方で徐々に売りが優勢になっているという印象。

 実はそういったテーパリングにもかかわらず現在アメリカの債券利回りは結構下がっていて、その辺とも整合的な動き。

 値幅はともかくとして夏場のドル安相場というのはもう少し進むのではないか。