2/19 フィスコNY 平松京子

 予想レンジ
 105.40円~106.40円
 注目ポイント
 原油相場のスーパーサイクル

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
105.240 -16.0 21:55 105.741 -65.9 9:45

NY市場を受け、今日の見通しについて

 アメリカの新規失業保険申請が予想外に増加、1月住宅着工件数も予想を下回った為[?]感から長期債利回りの上昇も一段落した為ドル売りが優勢となった。

 今日は引き続き長期金利動向を睨む展開を予想する──インフレや金利先高感にドルは底堅い一方でFRBは当面金融緩和を維持する方針を表明しており、上昇も限定的となり揉み合いを予想する。

注目ポイントについて

 テキサス州の寒波を受けたエネルギー対策の混乱などを背景とした原油高が注目されている。

 今後も経済活動の再開に伴った需要の大幅な増加や、カナダから米国中西部まで原油を運ぶキーストーンパイプライン建設の中断など、バイデン政権のグリーンエネルギーへの傾斜で供給不足が懸念される。

 更に外交で強権的なトランプ政権から象徴的なバイデン政権に変わったことで隙が生まれ、中長期地政学的リスクもオバマ政権時のように高まる可能性もあり原油価格が2011年のように100ドル近くまで上昇するとの予測も強まり始めた。

原油価格の上昇は為替相場への影響は?

 カナダドルや豪ドルなどといった[?]通貨の上昇を後押しするとみている。

 一方ドル/円では原油価格の上昇がこのまま続けばインフレへの脅威からドルが急上昇しドル/円は一時100円超えのような展開も有り得る。

 しかし、最終的には原油高はガソリン高騰など米国民の生活の負担となって現れるので、景気悪化によるドル売りにドル/円の上値は抑えられるとみている。