1/7 マーケット・リスク・アドバイザリー 深谷幸司

 予想レンジ
 102.80円~103.70円
 注目ポイント
 なお続くモメンタム相場

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
102.952 +15.2 9:45 103.957 +25.7 翌2:25

NY市場を受け、今日の見通しについて

 昨日はトリプルブルー期待ということで株高の中で長期金利の方が上がったので、そちらの方がインパクトが大きかった──結果的にはドルは堅調、円は下落という形になっている。

 今日はISM非製造業の景気指数の発表があり若干の悪化の予想、週末は雇用統計があるので様子見が強まる中でリスクテイクには慎重な感じになるかもしれない。

 ドル/円も小動きになりやすいと思うが、長期金利がアメリカ1%大台に乗せている状況が続くと底堅くなると思っている。

注目ポイントについて

 相場のトレンドに乗る値上がり益狙いの取引ということになるが、他の取引手法としては金利狙いのキャリーであったり、割高・割安に目を付けるバリエーションというのがあるが、低金利が続いていて様々な資産の利回りが低下しているという中では、やはりどうしてもキャピタルゲイン──モメンタム取引が中心にならざるを得ない。

 これが続くと、上がるから買う・買うから上がるというような形でトレンドが強化されるということになってくるので、いま足元でも割高と言われる株はなおも堅調という状況だし、ビットコインは金利がないが10月から3倍以上の上昇ということになっている。

 リスクオンの流れに乗って、これまでの見方で言うとドル安という流れが続いてきていたというのも[?]だろう。

モメンタム相場が転機となるとすればどんなこと?

 一つは他の市場との相関の崩れ、それからボラティリティーの上昇、あとはトレンドそのものが終わると逆転していくという形になるだろう。

 アメリカの長期金利も既に上がってきている訳で低下トレンドはもう終了ということで、ビットコインは急騰した後おそらくまだ値動きの荒い展開が続くかと思う。

 ボラティリティーが高まっている中で利益確定売りが株で出てくると、株の伸び悩み──これまでの株高・ドル安というのも転機になるかもしれない。

 一方でテーマが金融から財政ということになってきて、アメリカの長期金利が上がってくるということそのもので株高・ドル安という相関そのものが崩れるということも有り得るだろう。

今後のドル/円相場はどうみている?

 去年の3月以降、ずっとドル安・円高トレンドが続いてきているということで、このトレンドそのものが変わるきっかけというのが104円、現在だと乗ったところ、前半あたりではないか。

 少しまだ距離はあるが[?]のトレンド継続期間も1年になってきているので、ドル高方向への想定内の反発──エネルギーは貯まっていると思われるので、注意が必要だろう。