12/18 フィスコNY 平松京子

 予想レンジ
 102.50円~103.50円
 注目ポイント
 米追加経済対策の行方

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
103.070 +57.0 7:00 103.594 +9.4 17:30

NY市場を受け、今日の見通しについて

 アメリカの週次失業保険申請者数が予想外に前週から増加し3ヵ月ぶりの高水準に達した為、労働市場の悪化が警戒され利回りの低下に伴うドル売りに拍車がかかった。

 対ドルで円は9ヵ月ぶりの高値、ユーロは2年ぶりの高値で推移した。

 日本銀行の金融政策決定会合をにらみつつ、短期的なアメリカ経済の回復停滞を警戒したドル売り意欲が強く、戻りの鈍い展開を予想する。

注目ポイントについて

 アメリカで24時間~48時間以内を目度に何らかの合意に達する公算という内容が報じられているので、マーケットは合意を織り込みつつある。

 この為、経済指標の凄惨な結果を受けて一時102円台に下落したドル/円も再び103円台を回復している。

合意したとしても規模が当初よりは小さくなりそうだが、ドル/円相場への反応はどうみている?

 今月末で失効する失業者支援策が延長されなければ、景気の更なる悪化が警戒されるという正に崖っぷちの状態なので、規模に関わらず何らかの追加経済対策が成立すれば[?]懸念も後退して米債利回りが一時上昇、ドル/円も一旦上昇で反応するとみている──ただ、104円台半ば付近が限界ではないか。

 昨日のFOMCでFRBが雇用やインフレが目標達成に著しく近づくまでゼロ金利と同様に量的緩和も継続するとの方針を示した為、当面大規模緩和が縮小される見込みがなくドル安傾向は継続するとみている。