11/26 ドイツ証券 小川和宏

 予想レンジ
 104.20円~104.70円
 注目ポイント
 ドル安トレンドに弾み?

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
104.217 +1.7 翌2:25 104.468 -23.2 7:10

NY市場を受け、今日の見通しについて

 昨日は全体的に静かだった──発表された失業保険新規申請者数は増加傾向にあり、足元コロナ感染拡大の影響が出ていることが確認された。

 来週発表される雇用統計次第では来月16日のFOMCでフォワードガイダンスの強化であるとか購入債券の期間長期化が期待されている。

 本日のNY市場は休場なので狭いレンジを予想している。

注目ポイントについて

 直近のマーケットではアメリカ大統領選を巡る不透明感が和らいだことや、ワクチン開発の進展で先行きの不確実性が低下し、感染拡大の警戒で足元世界的な金融緩和が続くことから、米株市場が高値圏にある為。

 ドルインデックスのチャートを見ると、3月以降FRBの大量の資金供給でドル安トレンドが始まっており、アメリカの大統領選以降加速する気配を見せている。

 今後更なる投資機会を求めて、アメリカ発のリスクマネーが海外ヘ向かうという風に考えている。

海外というと、具体的にはどこへ流れる?

 株のETFで週あたり資金フローの3ヵ月平均のトレンドを見ると、直近アメリカであるとか新興市場に資金が流入していることが分かる。

 ここに出遅れ感のある日本やヨーロッパにフォーカスが当たれば、ドル安トレンドが更に続くのではないかと思われる。

期間としてはどのぐらい続くと予想している?

 弊社は米国の金融政策が正常化に向かうまでは中期的なドル安のトレンドが続くと思っていて、年末はドル/円で100円まで下落すると予想している。

 ただ、円高と日本株高が同時に進行するような中で、日本からの投資資金がアメリカに向かう局面ではドル/円の下落も一旦抑えられるという風に思っている。