10/19 バークレイズ証券 門田真一郎

 予想レンジ(一週間)
 104.00円~106.40円
 注目ポイント
 新型コロナの影響再び…

安値(10/19~10/23) 高値(10/19~10/23)
104.341 +34.1 10/21(水) 105.748 -65.2 10/20(火)

先週を振り返って、今週の見通しについて

 先週末の焦点は、イギリスサミットで具体的な合意はなく、ジョンソンの方も厳しい発言をしているというところだが、今週も交渉を継続というところなので、最終的な合意期待はなんとか繋がれた形。

 それに対するポンドであったりドル/円の反応は限定的ではあったが、引き続き今週の交渉に注目。

 それ以外に今週の注目点として大統領候補の討論会、中国の経済指標などではないかと思っていて、大統領選の方は最終的な討論会というところで、この段階で情勢を大きく変えるというのは難しい状況ではあるが、直前の発言というのに注目。

 中国に関しては7-9のGDPであったり9月の指標はいずれも堅調を維持するのではないかという風に考えている。

注目ポイントについて、ヨーロッパでの感染再拡大というニュースも入ってきているが?

 市場は大統領選やブレグジットで注目しているが、ヨーロッパのイギリス・フランス・スペインで感染者が非常に多くなっており、ベルギー・イタリア・ドイツなども足元で急増してきている。

経済への影響が再び心配されるが?

 フランスなど一部の国は夜間の外出禁止令が出ており、再び経済に対する下方リスクが高まってきているようだ。

 実際、ユーロ圏の9月のPMIを見てみると、既に景気の節目である50を割り込んでおり、イギリスの方も頭打ちになってきているということで、今週発表の10月のPMIが更に悪化するというこであれば欧州通貨安圧力にもなり得、その場合ユーロ/円のテクニカルな目処としては121~122円というとこも焦点になりそう。

PMIが50を上回っているアメリカに関しては?

 コロナも水準としてはまだ多いが、ヨーロッパのように春のピークを大きく超えるという状況ではないというところで、大統領選の不透明感はあるがファンダメンタルズにはドルが支えられやすいというところでみている。

 結果としてドル/円も104~106円程度の最近のレンジ内で底堅さを維持するのではないかという風にみている。