6/25 大和アセットマネジメント 亀岡裕次

 予想レンジ
 106.50円~107.40円
 注目ポイント
 ドル円に影響を与えるのは「円」

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
107.008 +50.8 7:00 107.451 +5.1 21:00

NY市場を受け、今日の見通しについて

 アメリカでの新型コロナの感染拡大懸念からリスクオフが強まる中、前日に下げていたドルの買い戻しでドル/円は107円近辺に上昇した。

 ただ、円高圧力もあるので大幅には上昇しにくいと思われる。

注目ポイントについて、ドル/円の動きにはパターンがある?

 ドル/円の変動パターンは4つに分類でき、株価と金利の動きがポイントになる。

 世界的に株高・金利上昇の場合は円安によりドル/円が上昇しやすく、株高・金利低下の場合はドル安によりドル/円が下落しやすくなる。

 一方、株安・金利上昇の場合はドル高によりドル/円が上昇しやすく、株安・金利低下の場合は円高によりドル/円が下落しやすくなる。

 つまり、株価と金利が同じ方向に動くと円の動きがドル/円を左右するようになり、株価・金利とドル/円が同じ方向に動きやすくなる。

最近のドル/円相場の動きは?

 3月から4月のドル/円は他通貨に対するドルの動きと連動していたが、5月以降のドル/円はクロス円の動きと連動しやすくなっている。

 つまり、最近のドル/円は基本的には円の動きに左右されやすくなっている。

今後については?

 FRBが利下げと量的緩和を発表した3月は金利低下・株高というように株価と金利が逆相関で、株価とドル/円も逆相関だった。

 しかし、市場の流動性が安定化してきた4月以降は株価と金利が順相関に転じ、株価とドル/円も順相関に転じている。

 目先はアメリカの新型コロナ感染増がリスクオフの円高に働く可能性があり、株価と同じ方向に動く株安・ドル/円下落に注意すべきと考えている。