5/29 フィスコNY 平松京子

 予想レンジ
 107.20円~108.20円
 注目ポイント
 FRBパウエル議長の発言

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
107.082 -11.8銭 14:00 107.891 -30.9銭 翌3:10
■NY市場を振り返って、今日の見通しについて
・経済活動の再開で景気底入れ期待にリスク選好の円売りが強まっており、その為ドル/円は買われている。
・ただし月末に向けたドル売りや米中対立悪化への懸念もあり上値は抑制される可能性がある。
 
■注目ポイントについて、日本時間の明日未明にパウエル議長を含めた討論会が行われるが?
・アメリカ大手銀行のCEOはV字型回復の可能性にも言及する中、各国中央銀行は依然景気に慎重で警戒体制を崩していない。
・新型コロナの被害が特に大きかったアメリカの中銀・FRBは活動が再開したとしても危機前の水準には当面戻らないと悲観的で、パウエル議長は万が一感染の第2波が発生した場合経済は一段と悪化、恐慌時のような状況にもなり得ると警戒しており、これを回避する為にも追加財政・金融支援が必要になる可能性にも度々言及している。
 
■パウエル議長というと2019年の予防的な利下げ、先々を見越したという動きも記憶に新しいが、今回の追加の金融緩和はどんなものが出てきそう?
・FRBは現状でマイナス金利を導入することは考えにくく、いずれイールドカーブコントロールを導入するとの見方が強まりつつある。
・明日未明の討論会でパウエル議長によるイールドカーブコントロールに関する言及があるかどうかに焦点が集まっている。
・前向きな見解が示されるとドルは景気底入れ期待に底堅いながらも上値も当面抑えられることになると考えている。