3/31 みずほ証券 山本雅文

 予想レンジ
 107.00円~108.80円
 注目ポイント
 米感染ピーク時期

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
107.463 +46.3銭 翌0:55 108.727 -7.3銭 20:45

■今日の見通しについて
・これまでアメリカが新型コロナウィルス感染拡大の中心となっており、今週発表のアメリカの重要指標が予想以上に悪化するリスクが高いのでドル安基調が続くのではないかとみている。
・目先は106円台、それを抜けてくると年初来安値101円19銭というのも視野に入ってくるだろう。

■このところ手元にドルをということでドル高の動きが非常にあったが、そういった動きはどうみる?
・ドルの需要が強いという状況は続いていると思うが、アメリカをはじめとする主要な中銀が大量にドル資金を供給したので、需給が緩和してドル高圧力は弱まっているとみている。

■注目ポイントについて
・ドル/円相場の下落がいつまで続くかというのはアメリカの経済の悪化をいかに市場が織り込んでいくかということに加えて、その元になっているアメリカでの感染拡大がいつピークを付けるのかで決まってくるだろう。
・各国のピークまでの日数というのを見てみると、中国では1月23日に武漢を封鎖したあと2月5日に感染者数の前日比差がピークを付けた──かなり厳格な措置だったので比較的早く収まった(13日間)ということではないか。
・一方でイタリアでは2月23日に北部11自治体が封鎖されたあと約1ヵ月後の3月22日あたりにピークを付けている。
・アメリカは中国というよりイタリアと同様の期間を要するのかなという風に考えると、カリフォルニア州で3月19日、ニューヨーク州で3月20日に外出禁止令が出された時点から1ヵ月ぐらいということになると、4月後半までこういったドル安圧力は続くかなという風にみている。

■4月後半あたりにドル安のピークというイメージ?
・はい──その可能性が高いのではないか。

■今後ドル/円への影響は?
・ドル安圧力というのがピークを付けてくれば徐々に後退してくるだろう。
・ちょうどその頃、いまはまだ日本は他国と比べて少ないが、日本で一歩遅れてこの感染が拡大しているというような事が起きているようだと、[?]圧力というようなことがかかりドル/円が反発していく──ドル高・円安方向に向かっていくという可能性もあるのではないかとみている。

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