3/26 バルタリサーチ 花生浩介

 予想レンジ
 110.50円~111.50円
 注目ポイント
 金価格の推移

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
109.207 -1円29.3銭 翌3:40 111.241 -25.9銭 7:25

■NY市場は111円台前半での推移となっているが、今日の見通しについて
・世界的に株価がリバウンドしているので為替市場でも久々にドル安・円安のリスクオン的なプライス[?]になっているようだ。
・本日もドル/円の値動きというのは基本的には堅調だとは思うが、112円台というのは戻り売りセンチメントが強いと思うので、一気にその水準を上抜けるというのは難しいのではないか。

■注目ポイントについて
・先週の金融市場は一時的に結構パニック状態に陥り、通常こういうときに買われるべき金や債券といった安全資産までが大きく売られた訳だが、金曜日あたりからこういうような安全資産は買い戻されており、その意味ではパニック的な状況は一服しているようだ。
・その背景としては先週の金曜日というのは商品先物の3月切れの決済日だったので、その証拠金を調達する為に安全資産までが現金調達の対象になってしまったいうことだが、その決済日が終わり換金売りも少しピークアウトしたことで今週は市場全体が安定しているのだろう。

■今後はどういう動きになるとみている?
・基本的には先進国の債券利回りが大きく低下していることからも金の魅力というのは一段と増していることは事実ではないか。
・FRBについて言えばマイナス金利導入にはかなり否定的なので、この水準から米金利が一段と低下するかというのは結構議論が分かれるところだろう。
・金価格についても現在の水準というのは2011年の史上最高値の1900ドル台に近づいているので、短期的にはこの高値圏で少し揉み合うのではないか。
・そういう中でドルのインデックスについても若干上昇スピードが鈍っている訳で、その結果ドル/円についても市場の落ち着きに伴って徐々にファンダメンタルズ要因、つまり日米金利差が縮小する──その辺に焦点がシフトするのではないかと思うので、その意味からも前回の高値の112円台というのは簡単には抜けないのではないか。

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