3/25 みずほ銀行 唐鎌大輔

 予想レンジ
 111.30円~112.00円
 注目ポイント
 「08年型ドル高」後は

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
110.753 -54.7銭 10:55 111.678 -32.2銭 23:40

■ここまでの動きと今日の見通しについて
・昨日から本日までの動きという意味ではユーロがすごく買われていたが、ここ数日物凄い勢いでドルが買われていたので反動の域を出ない動きが続いていると足元では思う。
・今日もおそらくリスクオンムードが東京時間も続くかと思われ、為替市場参加者の注目点は112円にタッチするか否かということが1つのトピックになってくるのではないか。

■注目ポイントについて
・ここ最近のドル高というのは物凄い勢いがあったが、ドル相場という意味ではBISが発表しているドルの名目実効為替レートが注目される──月次の変化率を見ると2008年の10月に6.6%の前月比という過去最大がある。
・現時点、足元で測れる試算値を見るとだいたい4.5%ぐらい2月の末から足元3月半ばぐらいまでで上がっているので、あのとき以来、つまりドル高はリーマンショック並のドル高が起きている──そういう意味では2008年型のドル高が起きているということになるだろう。
・結局あのときは2009年の春以降というのはFRBが緩和を連続的に打つことで未曾有のドル安というのが起きたが、ただ、いま最大の当時との違いというのはFRBに何もやる伸びしろがないところなので、金利差がなくなった世界で何を道しるべにすべきかというのが、いま我々が見ている課題だろう。

■そのあたりをどう考えている?
・為替は最後は需給なので、日本が世界最大の対外債権国という風に呼ばれている論点をまだ重視した方が良いのではないか。
・日本はいま28年連続で世界最大の対外債権国──つまり、世界で一番外貨建ての資産を持っている国ということになる。
・そういった国の通貨というのは大崩れすることがあり得るのかというと、そういうことは難しいのではないかとまだ思いたいと思っているので、ここからまだドル高は続くかもしれないが、そうそう続くものではない──一方的に円安が続くものではないという思いを持ってみている。

■この後は少し円高方向に行く?
・はい──それが自然な流れではないか。

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