3/16 バークレイズ証券 門田真一郎

 予想レンジ(一週間)
 104.90円~108.30円
 注目ポイント
 混乱市場の3つのステージ

安値(3/16~3/20) 高値(3/16~3/20)
105.147 +24.7銭 3/16(月) 111.503 +3円20.3銭 3/20(金)

■今週の見通しについて
・今週のレンジとしては引き続き非常に変動の高い展開を予想している。
・先週もドル高と円高が交互に来るような展開になったが、そういった意味では今週は日米の決定会合や他にも色々あるが、日米が特にドル/円を見る上では注目点ではないかと考えている。

■注目ポイントについて
・まさに足元はコロナを受けて非常に混乱している相場だと思うが、そういった相場だと大きく3つのステージがあるという風に考えていて、1つ目がポジション調整、2つ目が不確実性プレミアムの高まり、3つ目が成長力の再検証ということになる。
・足元の為替相場に合わせてみてどういうことかというと、1つ目のポジション調整というのは一旦コロナショックというイベントが起きたときに事前に持っていたポジションを解消する──ここでいうと今回リスクオンだったコロナが出てくる前に金利の低いユーロを売って高金利通貨を買うような動きがあったので、その逆でユーロの買い・逆に比較的金利が高かったドルはロングが溜まっていたのでそれを売るという動きで、当初の動きはユーロ/ドルが上がったりといった動きになった。
・その後、コロナがどこまで悪化するか分からないという状況の中で、いわゆる不確実性プレミアムの高まり──要は最悪シナリオを織り込みに行こうという状況になり、ここではまさにリスクオフになるので円高の圧力になって大きくドル/円が急落する局面もあった。
・更に(ステージ2)中での大きなステージの変化というところで資産の現金化ということで、最初はリスクオフで株を売って債券を買うというところから、債券も含めて現金化をしようという動きになってきている──これは金の売りとかにも出ているが、こういった形で現金化する動きが出た。
・最後はより長期的な話だが、成長力の再検証ということで、アメリカもゼロ金利になる──全部が金利がゼロになると成長力に注目するということで、ここではアメリカが相対的に成長力がいいのではということでドル買い、一方で成長力というところではユーロ圏が財政のサポートも出にくいというところで、長い目でユーロは厳しいのではないかという見通しになっている。
・当面はステージ2と3の繰り返しで円高←→ドル高というところでみている。

個人成績