3/2 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 植野大作

 予想レンジ(一週間)
 106.00円~108.50円
 注目ポイント
 災難続きの豪ドル円

安値(3/2~3/6) 高値(3/2~3/6)
104.981 -1円1.9銭 3/6(金) 108.577 +7.7銭 3/2(月)

■今週の見通しについて
・先週は国内外で株価が暴落しアメリカ長期金利も過去最低を更新、ドル/円も今朝方一時107円前後まで下落した。
・今週はアメリカで雇用統計などの注目指標が発表されるが、市場が新型コロナ拡散懸念を意識している間、経済指標の結果が良くても上値が限られ、悪い場合の方が下振れしやすそう。

■注目ポイントについて
・本日未明のオセアニア市場で一時69円30銭台と2009年4月以来の安値を記録した。
・新型肺炎の拡散は米ドル/円よりも豪ドル/円に重くのしかかる悪材料とみなされている。
・今週も新型肺炎の感染拡大が嫌気されて世界各国で株価が値崩れするなら、リーマンショック後以来およそ11年ぶりの安値圏で更なる下値を試す可能性もありそう。

■豪ドル/円の底と時期はいつ、どのあたり?
・現在先物市場では年内2回程度の豪利下げ予想が広がっており、株安が続く間68円程度までの下落もありそう。
・ただ、昨年夏場以降豪ドル/円は米中貿易戦争がようやく停戦になって浮上した矢先に新型肺炎の拡散で打ちのめされ、昨年の秋に始まった史上最悪の山火事がやっと消えたと思ったら30年ぶりの洪水被害で経済が一時マヒするなど、想定外の災難続き。
・悪材料の連続で売られすぎている可能性もあり、肺炎が終息に向かえば拡散前の高値76円台あたりまで反発するかもしれない。

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