2/14 三井住友銀行NY 下村剛

 予想レンジ
 109.40円~110.10円
 注目ポイント
 新型肺炎の拡大懸念再発?

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
109.698 +29.8銭 23:55 109.910 -19.0銭 12:00

■NY市場を受け、今日の見通しについて
・昨日はアジア時間に中国湖北省での診断基準変更による新型肺炎の急増を受けて市場のセンチメントが悪化した流れをNY市場も引き継いでリスクオフで始まった。
・その後、中国当局が感染実態に関して過小報告をしているといったメディア報道もあったが、リスクオフは続かずドル/円も109円60銭台まで下げた後は109円台後半でのもみ合いとなった。
・ここから週末にかけては中国市場動向、米小売指標などが材料だが、先月後半から週末リスクを意識する形で金曜はポジション圧縮方向の流れが顕著になっている。
・来週月曜は米国休日でもあり、本日も同様の展開になる可能性は高いと考える。

■注目ポイントについて
・月初の中国市場再開以降、新規感染者の伸び鈍化を背景に過度な懸念後退に伴うリスク資産の反発が続いていた。
・上海株は春節前後のギャップダウンをおおかた埋めるほど回復が進んでいたので、このタイミングでの感染者数の急増、中国当局の情報開示に対する疑惑という悪材料によって、目先リバウンド相場は一巡となりそう。
・加えてアジア各国での感染拡大や米国でも専門家が今後数週間での感染者急増リスクを指摘するなど、目先マーケットの不透明感は高まりそう。
・ドル/円は依然レンジ感が強いものの、110円台の重たさが改めて意識され、目先月初の108円台半ばを目途とした下落リスクに警戒したいと考える。

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