1/21 シティグループ証券 高島修

 予想レンジ
 109.70円~110.50円
 注目ポイント
 米中合意の余波を考える

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
109.762 +6.2銭 翌4:35 110.220 -28.0銭 9:50

■NY市場は20銭ほどという値動きだったが、今日もお休みで動かなそう?
・アメリカは休場で為替相場はこう着、ドル/円も110円台前半でほとんど動かなかったという状況。
・本日は日銀決定会合──これは据え置きがほぼ確実視されているし、ダボス会議が今日から始まるが、中長期的にここでの議論は重要だと思うが短期的に相場を動かす材料になるかというと少し疑問。

■注目ポイントについて
・人民元は18年6月にトランプ大統領が中国への追加関税を発表してから、その悪影響をオフセットするかのように元安推移してきたが、昨年12月に第1段階の合意の方向が発表されたあたりから反発してきている。
・足元は1ドル7元を超える元高になってきており、今回の関税引き下げが小幅であることを考えるとややオーバーリアクションになってきたという印象。
・人民元とドル/円は長期的には安定した関係はないが、昨年来元高のときにはドル高・円安、元安のときにはドル安・円高との関係が基本になっている。
・今回も元相場が反落に転じるようなことがあれば、足元のドル高・円安も調整反落に転じるのではないかと考えている。

■米中の合意があり、中国と貿易をする他の国にも今後波及してくると思うが、為替の見方としては?
・今回中国はアメリカからエネルギーや農畜産物の輸入を増やすことを約束しており、中国での輸出シェアを奪われる可能性がある国の通貨──具体的にいうとエネルギーの輸出国である豪ドルやロシア、農畜産物の輸出国であるブラジルあたりはよく見ておく必要があると考えている。
・具体的な兆しはまだはっきり見えてはいないが、例えば長期的には元相場との相関の高い豪ドルが、今回の局面ではやや元高に出遅れてきているのが気になる。
・現段階では山火事の影響が大きいと思われるが、元高に対して豪ドル安が長期化してくるようだと米中合意の影響も考えないといけなくなってくるのではないか。

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