1/6 バルタリサーチ 花生浩介

 予想レンジ(一週間)
 107.00円~108.50円
 注目ポイント
 原油価格の推移

安値(1/6~1/10) 高値(1/6~1/10)
107.651 +65.1銭 1/8(水) 109.687 +1円18.7銭 1/10(金)

■先週末はドル/円が一時108円台割れというのがあったが、一週間をどうみる?
・アメリカのイラン司令官殺害により金曜日の市場は一気にリスクオフ的になり、安全資産であるアメリカの債券、ゴールド、日本円が買われてドル/円は一時108円台を割り込んだ。
・今週は本来ならばアメリカの雇用統計を含めて重要経済指標が相次ぐが、その前に中東情勢の推移を見極める必要があるので、投資家は基本的には慎重な姿勢に撤するのではないか。

■注目ポイントについて、緊迫化を受けて上昇している状況だが?
・イランからの報復措置も予想される以上、短期的には原油価格の上昇圧力がかかるということは避けられないだろう。
・チャート的に見てもサウジの石油精製施設が攻撃された昨年の9月の高値である63ドルの水準まで達しているので、チャートポイントを抜ければ一段高の懸念もあるだろう。

■投資家心理もそのままリスクオフに傾いていくというような流れ?
・短期的に警戒感が強いのは事実だが、一方で中期的には結構楽観論も根強い。
・歴史的に見ると中東情勢緊迫化による金融市場の混乱というのはあまり長続きしないということは広く認識されている。
・原油価格を長期的に見ると、そもそも原油価格は長期低下トレンドの中にあるということは事実。
・アメリカ・イラン両国とも水面下では先を模索しているという意見もある。

■ドル/円もその流れに沿った動きになりそう?
・チャート的にはドル/円は12月に何度か110円をトライして失敗し、若干調整局面入りというところだろう。
・中東情勢がある程度落ち着くまでは頭の重い展開が続きそうだが、一方でドル/円の値幅は結構小さいのではないか。
・円キャリートレードが構造的に減少し、リスク指標としての円の位置づけというのは後退していると思うので、ドル/円には売り圧力が強いと思うが、大きな崩れはないだろう──要は様子見だろう。

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