12/17 ソニーフィナンシャルホールディングス 尾河眞樹

 予想レンジ
 109.20円~109.90円
 注目ポイント
 円高は大統領選後に

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
109.444 +24.4銭 翌3:10 109.632 -26.8銭 18:30

■アメリカは非常にポジティブなムードだが、今日の東京市場は?
・昨日のポジティブな流れを引き継いで、本日の東京市場も比較的底堅い展開になるのではないか。

■110円は行かなそう?
・まだ大台のところは上値が重いかもしれない。

■注目ポイントについて
・しばらくはポジティブというところで円安傾向になるだろう。
・来年の大統領選に向け、それを意識して支持率アップや株高政策というところで減税という話も出てきているので、来年前半ぐらいにかけてはリスクオンでドル/円は110円を超えていく展開の可能性が高いとみている。
・ただ、米中関係が再び悪化したりするとまた円高に振れるリスクがあるというところで気をつけたい。
・過去6回の大統領選では選挙後に半年〜1年ぐらいは円安・ドル高傾向が続いていた──明らかに下がったのが08年のリーマンショックの時ぐらい。
・だいたい新政権の政策に対する期待というのがドルを押し上げる傾向がある。
・ただ、今回ばかりはひょっとすると通常と逆パターンになる可能性があると思っていて、トランプ大統領が再選されると選挙後にはむしろそもそもの保護主義というのが再び台頭して中国叩きに出る可能性がある。
・そのときは、今少し隠れているがIT戦略や安全保障の問題というのがテーマになり、非常に難しい問題。
・また、香港人権法というのがアメリカで非常に速やかに成立したというところを見ても、中国に対する懸念の声というのはトランプ政権のものだけではなくてアメリカ議会全体の考え方である。
・仮に民主党候補が勝ったとしてもその後米中摩擦が再び激しさを増す可能性があるということになると、今後は来年半ばぐらいまで比較的円安・ドル高傾向が続く可能性が高いと思っているが、大統領選後にドル/円が政治要因により米中関係の悪化などで円高に向かうリスクは見ておいた方がよいだろう。

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