12/11 ソニーフィナンシャルホールディングス 石川久美子

 予想レンジ
 108.30円~109.20円
 注目ポイント
 産油国通貨への期待継続

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
108.459 +15.9銭 翌4:55 108.856 -34.4銭 8:20

■NY市場を受け、今日の見通しについて
・昨日、15日発動のアメリカの対中制裁第4弾の発動延期期待で小幅に上昇したが、引き続き決定事項がない為に上値が非常に重い状態。
・本日もやはり決定事項というものがない場合は109円丁度前後ぐらいで上値が重い状態が継続するとみられる。

■注目ポイントについて
・対円での各通貨での騰落推移を表したグラフを見ると、マイナス幅が特に大きかったのがブラジルレアルであったりトルコリラあたりで、国内の政治リスクが非常に強く意識された影響。
・一方プラスが出たロシア・カナダ・メキシコなどは産油国通貨だが、ロシアはアメリカやヨーロッパからの経済制裁、メキシコは景気減速懸念などがあったが、原油価格がとにかく堅調に差を保ったということがサポート要因になった。

■ロシア・カナダ・メキシコの通貨は今後も期待が継続しそう?
・よほど政情不安が強まったり原油価格が大崩れしない限りは堅調な相場が続くとみている。
・米中協議が少しづつでも進捗があり世界経済が落ち着きを保っている状態であれば、需要面の戻りも原油価格であったり、ひいては産油国通貨のサポート要因になり続けるとみている。
・これらの通貨は今後も利下げが視野に入ってきてはいるが、金利面も含めた今年のトータルリターンを見ると、この3ヵ国はここから利下げとなった場合でも他の国々に比べて比較的高金利であり続ける可能性が高いとみられるので、その点も来年プラスになってくるだろう。

■一方、産油国通貨ではない先進国通貨はどうみている?
・アメリカやユーロ圏は金融緩和が若干やり尽くしのムードもあるので、当面は政策据え置きの公算が高いので、そこを考慮すると来年も値幅がユーロ/円もドル/円も限られてしまう可能性が高いとみている。

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