11/13 ドイツ証券 小川和宏

 予想レンジ
 108.70円~109.30円
 注目ポイント
 不確実性持続

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
108.652 -4.8銭 翌4:10 109.150 -15.0銭 17:30

■NY市場を受け、今日の見通しについて
・NYではトランプ大統領の講演があったが特に目新しい材料もなく小動きとなっている。
・本日はパウエル議長の議会証言やアメリカの下院でのウクライナ問題の公聴会などが始まるので、これを横目に底堅い展開を予想している。

■注目ポイントについて
・足元の市場は一部アメリカの経済指標の回復や貿易問題進展の期待から一旦リスクセンチメントの改善地合いとなっている。
・市場の各アセットの動きから作っている弊社のリスクフィアーインデックスのチャートを見ると、マイナスにいくほどリスクオフの状況を示しているが、足元はゼロの近辺まで大きく改善していることが分かる。
・ただ、貿易問題は第1フェーズで部分合意されても第2・第3と交渉が継続していくことに加えて、この先はアメリカの大統領選挙を控えて依然不確実性を意識した展開が続くとみている。

■足元ではリスクオフは後退してきているけれども不確実性は続くということだが、その場合為替への影響は?
・1960年以降のISM製造業景気指数の季節性をみたチャートを見ると、これ自体は製造業の経営者のセンチメントだが一応先行指標であり、マーケットのセンチメントと相関が高いという傾向がある。
・大統領選の年は先行きの政策を不確実性であるということで意識され一旦鈍化する傾向があることが分かる(3月から9月にかけて0→約−4、その後年末にかけて約1に上昇)。
・このことから足元一旦はドル/円は持ち直しが続いていくと見ているが、上値を素直に追いかけていく展開にはなりにくいと思っていて、ドル/円は108〜110のレンジから大きくは変わらないのではないか。

個人成績