11/12 ニッセイアセットマネジメント 松波俊哉

 予想レンジ
 108.80円~109.30円
 注目ポイント
 米製造業 最悪期を脱する2つの兆候

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
108.923 +12.3銭 翌4:55 109.292 -0.8銭 15:35

■アメリカはお休みだったが、今日はどうなりそう?
・昨日はアメリカが休場ということで薄商いのなかで、香港情勢が激化したということでややリスクオフ気味に推移した。
・今日もおそらくこの流れを引き継ぎ、狭い範囲内での推移だろう。

■注目ポイントについて
・1つ目は、ISM製造業指数に約9ヵ月先行させている中国の与信の伸び率が上昇し始めた。
・与信というのは簡単に言うと融資のことで、相関関係が高いISM製造業指数が最悪期を脱して持ち直すことが考えられる。
・もう1つは過去2回の予防的利下げ終了後にISM製造業指数が持ち直した経緯がある点で、95年・98年の予防的利下げが終了した翌月から前後6ヵ月間のISM製造業指数の推移をみたグラフを見ると、両局面とも利下げ終了後というのは改善基調をたどったことが見てとれる。
・10月に最後の予防的利下げをしたと考えると、今回も過去の局面を踏襲し製造業指数が持ち直すという示唆。

■ISM製造業景気指数が回復基調に行くと判断した場合、ドル/円はどの辺りに行く?
・過去2回の予防的利下げ終了後のドル/円というのは、最後の利下げ月の翌月から円安基調になったというのが見てとれる。
・今局面でも過去を踏襲する可能性が高いと考えており、この経験則を踏まえると110円トライの円安基調になると考えている。

個人成績