11/8 三井住友銀行NY 下村剛

 予想レンジ
 109.00円~109.80円
 注目ポイント
 米中「第1段階」合意の中身

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
109.075 +7.5銭 翌0:00 108.476 -32.4銭 21:20

■NY市場はドル高・円安の動きとなったが?
・本日のNY市場は欧州時間に流れた米中間の段階的な関税撤廃に合意との中国側からの報道を受けてリスクオンでスタートした。
・株高→米金利上昇→ドル高の流れのなか、ドル/円は5月末以来の高値となる109円49銭まで上昇した。
・その後、関税撤回の決定は下していないとの米国サイドからの報道を受けて、やや値を戻す展開となった。

■今日はどんな展開とみている?
・米中通商協議の第1段階への合意に向けた進展期待を背景にドル/円も底堅い展開を想定する。
・上値抵抗線として意識されていた200日移動平均線を明確に上回ってきたことで110円に向けた上昇基調が維持されそう。

■注目ポイントについて
・本日マーケットで好感された段階的な関税撤回は第1段階での合意が前提条件となっている。
・焦点となっているのが9月に発動した対中関税の撤回まで含まれるかであり、中国サイドが農産物購入に加えてどこまで譲歩姿勢を見せてくるかがポイント。
・本日の報道では米国産鶏肉の輸入制限撤廃、市場開放の強化など中国側からの譲歩姿勢を示す報道が続き、合意への期待は当面続くと考える。
・一方で米国サイドからは最終的な決定には至っていないとの発言も出ており、依然注意が必要。
・無事合意となった場合、ドル/円は年末にかけて年初来高値の112円台を試しにいく展開が期待される。

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