11/1 フィスコNY 平松京子

 予想レンジ
 107.80円~109.10円
 注目ポイント
 米10月 雇用統計

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
107.883 +8.3銭 10:00 108.324 -77.6銭 翌2:20

■NY市場ではじわじわドル/円が下がり一時107円台をつける場面もあったが?
・米中貿易の暫定合意案の行方に不透明感が広がったほか、中国のPMIやアメリカのシカゴPMIの悪化で世界経済の懸念が再燃、リスク回避の円買いが強まった。
・また、アメリカ国債利回りの低下でドル売りに拍車がかかった。
・今日の東京市場はアメリカの雇用統計やISM製造業景気指数を警戒し、ドルは安値圏での揉み合いを予想する。

■注目ポイントについて
・FRBの今後の利下げの可能性を探るためにも重要指標の一つとなる──米中貿易戦争による高い関税の長期化が製造業や企業の投資の低迷に繋がっている。
・新規雇用を見送る企業も少なくなく、10月雇用統計での雇用の伸びは10万人を割り込むとみられている。
・ただ、雇用統計と相関性が強いとされるADP雇用報告は10万人台の伸びを維持、労働市場が依然堅調であることを示唆しておりポジティブサプライズの可能性もある。

■ポジティブサプライズがあった場合、今後のドル/円の動きは?
・FOMCでは3回連続の利下げを決定し、リスクの存続を指摘し追加利下げの可能性を完全には除外しなかったものの、年内の金利据え置きを示唆した。
・貿易摩擦やイギリスの合意なき離脱リスクが軽減し、見通しが改善しつつある。
・ドル/円は下値を既に試したとみられ、年末にかけては上値112円近くを試す展開を予想している。

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