6/19 JPモルガン・チェース銀行 佐々木融

 予想レンジ
 108.10円~109.40円
 注目ポイント
 FOMC後の反応

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
107.901 -19.9銭 翌3:35 108.616 -78.4銭 9:30

■NY市場を受け、今日の見通しについて
・昨日、新潟の地震を受けて108円丁度近辺まで円高に行き、その後トランプ・習近平首脳会談ということで68銭まで上がっている。
・FOMCまでは小動きだと思うが、FOMC以降の動きはかなり激しくなり、109円台は乗せてくるのではないか。

■注目ポイントについて
・2つ注目ポイントがあり、1つはドットチャートで前回3月の時点では利下げを織り込む、予想する委員は一人もいなかった──11人が据え置きを予想していた。
・ただ、マーケットは年内に2回半の利下げを織り込んでいるので、この辺がどう変わってくるかというところが注目ポイントだろう。
・年内の利下げ織り込み回数とドル/円相場の相関のチャートを見ると、6月17日時点で2.5回ぐらいを織り込んでいるが、もしマーケットが今回のFOMCを受けて3回の利下げを織り込むようだと107円台までドル/円は下落することになる。
・逆に2回ぐらいのところまで後退してくると109円台に乗せるという関係になっている。
・もう1つはFOMC後に行われるパウエル議長の記者会見で、今回の利下げ確率はあまり織り込まれていないが、次の7月の利下げに関しては100%までは行かないがほぼ織り込まれている状態。
・パウエル議長の発言を受けて、7月は100%ではなく利下げの可能性は低く、例えば50%ぐらいまでマーケットが利下げ織り込みを後退させると(相関関係により)ドル/円相場は109円台ぐらいまで上昇するという予想になっている。

■佐々木氏はどう予想する?
・109円台まで戻すのではないかと思っている──ドットチャートの所で年内3回の利下げを織り込むというような形で変化してくるということは無いだろう。
・パウエル議長も記者会見で次回利下げすると明言するというのも難しいのではないかと思うので、109円台に戻すのではないかとみている。

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