6/14 フィスコNY 平松京子

 予想レンジ
 107.80円~108.80円
 注目ポイント
 米利下げの可能性を見極め

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
108.157 +35.7銭 16:35 108.586 -21.4銭 翌2:00

■NY市場を受け、今日の見通しについて
・アメリカの失業保険申請者数の予想外の増加や、輸入物価指数の低下でドルは伸び悩んだ一方で、ユーロも低調な鉱工業生産を嫌気し売りに拍車がかかった。
・また、アメリカとイランの緊張の高まりに地政学的リスクが上昇を警戒したリスク回避の円買いが目立った。
・本日もドル/円はアメリカとイランの緊張による地政学的リスクの上昇につれた円買いが継続するものの、アメリカの5月小売売上高の改善を見込んだドル買いに底堅い展開を予想する。

■注目ポイントについて
・市場では年内2・3回の利下げを既に織り込み始めている──一部では景気後退売りを警戒してFOMCがいずれ量的緩和を含む完全な緩和策導入に踏み切るとの見方も浮上し、ドル売り圧力となっている。
・FOMCの最新予測を基準にすると現行の金融政策が引き締め気味であるため、来週のFOMCで利下げに踏み切るとの見方も一部浮上している。

■来週のFOMCの声明文の内容についてどうみる?
・6月よりも7月FOMCの利下げをほぼ確実視している──来週のFOMCや議長会見ではインフレの低下は一時的との見方が修正されて7月の利下げが示唆されるかどうかに焦点が集まる。
・しかし、7月会合までにはまだ数多くの重要指標が発表される。
・また、今月末にはG20で米中首脳会談が予定されており、貿易に関する会談の結果次第で環境が急激に変わって今後の金融政策を大きく左右する可能性も否めない。
・しばらくは不透明感が強く、ドルはもみ合い継続を予想している。

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