5/29 みずほ証券 山本雅文

 予想レンジ
 109.00円~109.70円
 注目ポイント
 ユーロ相場動向

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
109.147 +14.7銭 9:35 109.698 -0.2銭 翌4:40

■NY市場を受けて
・基本的に小動きだとは思うが引けにかけてアメリカの株価が軟調に推移したといったことを受けてドル/円もじわじわと100円方向に重くなっていったという展開。

■今日の見通しについて
・基本的にドル/円相場は金利由来だったが、日米の中央銀行が当面動かないという状況のなかでは株価との連動性が非常に高まっているという意味で、NY市場の動きを受けて日本時間の株価がどうやって動いていくかがポイントになるだろう。
・特に米中の貿易戦争とそれを受けた株価の動きが非常に注目されている。

■注目ポイントについて
・ユーロは対ドルで5月23日にかけて1.1107で安値を付けるなどじりじりと安くなってきている。
・最大の要因としては独米の対比というよりはドイツの景気を反映して動いているという形になっている。
・18年の後半以降、自動車セクターを中心にドイツの景気が非常に悪く、それを反映する形でドイツの2−5年金利差というのがじわじわと下方向に行き、それに伴いユーロ/ドルも下がってきたという形になっている。
・そういう意味で足元はドイツやユーロ圏の経済指標に対する注目度が非常に高まっているという状況。

■足元の経済指標を見ると一服の兆しも見られなくはないかなと思うが、この状況ははっきりしない?
・急速な悪化が一服したという状況でしかない──今後数ヵ月間連続して改善ということになっていけば、19年後半にはユーロ圏の景気が回復していくというECBのシナリオにも合っていくので、そうなると来年にECBが利上げを開始するという方向になりユーロも上昇していくだろう。
・現在の6月末予想では対ドルで1.11ドル、対円で123円だが、年末に向けてそういった動きになれば対ドルで1.15ドル、対円で130円といった方向になるとみている。

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