5/24 三井住友信託銀行NY 持田拓也

 予想レンジ
 109.30円~110.00円
 注目ポイント
 荒波に もまれて たくましく

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
109.273 -2.7銭 翌0:25 109.744 -25.6銭 10:35

■今日の見通しについて
・木曜日の動きとしては東京時間から上値の重い展開で推移していたドル/円だが、NY時間に発表された米PMIが製造業・サービス業ともに予想を下回ったことを受けて一段とドル安が進んだ。
・本日の動きとしては来週月曜のメモリアルデーのアメリカ休日を前に大きな動きも出づらく、狭いレンジでの推移を見込んでいる。

■注目ポイントについて
・中長期的にはドル/円は下落トレンドだと見込んでいるものの、短期的には米中通商交渉というこの荒波を背景としたドル/円の下落は小休止するのではないかと考えている。
・昨年を振り返ると米中問題に関するニュースで上下する局面も見られたがその影響は長続きせず、結局各国中銀に対する思惑の影響の方が大きかった。
・今回も突然トランプが中国への追加関税を発表したことで市場に大きな波風を立てたが、ドル/円にその忍耐力が徐々に備わっていくことで影響力は薄れ、レンジ相場の様相を強くするとみている。

■今後のドル/円の具体的な動きは?
・米中の要人が交渉の進捗が芳しくないなどといった発言をするとドル/円は一時的に値を崩すだろう。
・ただし、市場ではある程度想定している内容なので下値は5月の底値近辺で支えられ、その後は金利差を狙ったドル/円の買いが入って111円台程度まで上昇余地があると見込んでいる。
・一方、可能性は低いがリスクシナリオとして交渉の全面中止などの全く新しい局面に入った場合は、このときは市場参加者の準備が出来ておらず一段の下落に注意する必要があるだろう。

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