5/7 ソニーフィナンシャルホールディングス 尾河眞樹

 予想レンジ
 110.20円~111.20円
 注目ポイント
 米中摩擦とドル円相場

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
110.169 -3.1銭 翌2:40 110.852 -34.8銭 9:00

■連休明け直前にニュースが出たが?
・米中協議の行方というところに市場の注目は集まっているので今後の展開というところだが、ニュースに関してはそれに関連するニュースには神経質に動くと思うし、若干市場心理も悪化しているというところでいくと今日などはドル/円の上値はやはり重いという展開になるのではないか。

■注目ポイントについて
・この問題によってアメリカ株がどの程度影響を受けるかというところ次第だろう。
・今回のようにトランプ大統領が関税の引き上げをちらつかせながら合意をせまるというやり方というのは去年の秋口の展開に非常によく似ている。
・去年の9月21日に米中交渉が一旦中断してしまい、その直後の24日にアメリカが第3弾の関税の引き上げを決める。
・この間、アメリカ株価とドル/円相場はほとんど影響を受けておらず、むしろ上がっている。
・その後が問題で、10月に入るとペンス副大統領の演説でアメリカの対中の強硬姿勢というのが非常に明確になった。
・9日にはIMFが中国経済の見通しを引き下げ、このときFRBのタカ派発言が続いたのでアメリカの長期金利が3.25%まで上昇した。
・こうした複合的な要因でもって去年10月の世界同時株安・円高というのがあったという訳であって、この関税の引き上げによる直接的なドル/円相場への影響というのはむしろ少なかったということが言えるだろう。
・環境を比較してみると、例えば中国経済──中国は景気対策をやっており、アメリカの長期金利は2.5%台まで下がっているということを考えると、今回仮にまた関税引き上げとなったとしても、去年のこのときはドル/円は3円幅の円高になっているが、これを大きく上回るような円高・ドル安というのは見込まなくてもよいのかなと考えている。

■具体的な数字は?
・テクニカル的に見ると今年の3月25日の安値109円71銭を割り込むかどうかというところがポイントになってくるだろう。
・もし割れた場合は今年の1月の安値から4月の高値までの半値戻しの108円64銭、これも割れると61.8%戻しの107円75銭、マックスこの辺りまでというところを見ておけばよいのではないか。

個人成績