4/26 三菱UFJ信託銀行NY 齊藤央充

 予想レンジ
 111.00円~112.00円
 注目ポイント
 大型連休中の円買いに注意

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
111.428 +42.8銭 23:40 112.018 +1.8銭 21:30

■今日の見通しについて
・NY時間に入り軟調な米企業決算が嫌気されダウ工業株が軟調に推移するなか、為替相場ではドル売り優勢の展開となりドル/円は111円37銭まで下落した。
・本日はアメリカの1−3月期GDPが発表されるが、好調な個人消費の伸びや貿易赤字の縮小等を背景に、アトランタ連銀による経済予測モデル・GDPナウも上昇しており、結果は上振れ方向と考えている。
・こうした堅調な米経済指標は米金利および米株の上昇要因となり、足元の堅調なドル/円にとってサポート材料となるだろう。

■注目ポイントについて
・連休中に本邦市場参加者の不在を狙って海外勢による投機的な円買いが仕掛けられる可能性は否定できない。
・円の保有ポジションを見ると、今年1月3日に起きた瞬間的な市場急変、フラッシュ・クラッシュの際とほぼ同水準まで売りが増えており、相場の流動性が大きく低下するなか暴落することもあり注意が必要。
・ただし、フラッシュ・クラッシュの特徴としてロスカットが一巡すると急速に値を戻すので、仮に連休中に円高が進行しても年始同様買い戻しの圧力が強まり、再び円安・ドル高の流れに戻る可能性が高いと考える。

■来週には注目のPMIやアメリカの雇用統計といった経済指標も控えているが、この影響はどうみる?
・足元のセンチメント改善傾向が維持できることが予想されており、米中経済への楽観的な見方が強まれば、株高・金利上昇に伴うドル高・円安方向への圧力が引き続きかかる可能性が高いだろう。

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