4/25 シティグループ証券 高島修

 予想レンジ
 111.70円~112.50円
 注目ポイント
 フラッシュ・クラッシュは繰り返されるのか?

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
111.370 -33.0銭 23:30 112.237 -26.3銭 9:30

■今日の見通しについて
・まず日銀決定会合が控えているがサプライズはないだろう。
・注目しているのは個人投資家の動向で、昨日24日が連休中の11日間のスワップポイントを付けるFX業者が多かった。
・本日25日の午前6時前後が確定の時間と言われているので、その後に円買い戻しの動きが発生しないか注意したい。

■注目ポイントについて
・今年の年初1月3日の早朝にドル/円が瞬間的に105円台を割り込む急落となった。
・近年、他のマーケットでも時々こういった動きが発生しており、こうした瞬間的な市場急変のことをマーケットではフラッシュ・クラッシュと呼んでいる。
・1月3日に関しては流動性が低いなかで日本の個人投資家、特にFXトレーダーが抱えていた円売りポジションの持ち高調整がひとつの要因だったという風に言われている。

■それによって円買いが活発化してドル/円が急落に繋がったということだが、来週からの10連休は注意ポイントとなる?
・最近ヘッジファンドなど、海外勢も日本の個人投資家のポジション動向に関心を持っている。
・金融先物取引業協会の統計を見ると、確かに昨年12月末にかけて個人投資家の円売りポジションが急速に膨らみ、年初のフラッシュ・クラッシュの一因になったことをうかがえる。
・ただその後は減少傾向で、3月に再びやや膨らんでいるが昨年の年末に比べれば円売りポジションは少ない状況。
・4月の公式統計は無いが、市場での売買動向から見ても、足元で円売りが極端に増えているということはなさそうで、年初に比べてみるとフラッシュ・クラッシュのリスクは少ないように思っている。

■連休明けのドル/円は?
・最近日本の個人投資家を中心にリスク資産投資を手控えてきた印象が強く、連休明けはそれが再開されてリスク選好回復に伴うドル高・円安が進みやすくなるのではないか。

個人成績