4/18 三菱UFJ信託銀行 福島明徳

 予想レンジ
 111.70円~112.50円
 注目ポイント
 M&A動向から見るドル円相場

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
111.765 +6.5銭 17:00 112.062 -43.8銭 8:10

■今日の見通しについて
・アジア時間に発表された中国指標が堅調だったこともありリスクオンの動きが継続しており、本日もドル高の地合いが続くものとみている。
・一方でアジア時間に大型連休前の日本株の利益確定売りによる一旦のドル安・円高の動きには留意したいと考えている。

■注目ポイントについて
・2001年から2017年までの日本の対外直接投資の推移を見ると増加の一途をたどっている。
・これは日本企業による海外企業の買収M&A統治の増加が主な要因。
・実際2018年も1000件を超えたM&Aが行われていて、実需のドル買い・円売りフローが継続的に発生しドル/円を下支えしていると考えている。

■日本勢のM&Aによってもたらされるドル需要は続く?
・はい──北米買収ファンドの資金調達額の推移を見ると分かる。
・買収ファンドでは投資家の地場通貨で投資を約束した資金が、実際に投資する買収案件が決定された時点で円がドルに転換される仕組み。
・今年の第1四半期もすでに1000億ドルが調達されていて、世界中そして日本からの資金流入が増加している状況。
・よって、北米買収ファンドの資金調達額の増加傾向は今後の日本勢のM&Aの増加を示唆しているものと考えられる。

■今後のドル/円相場というのも、この実需のドル買いが支えていくという風に考えてよい?
・はい──ゴールデンウィークの大型連休を前に本邦投資家のヘッジのドル売りフローが上値を重くすると思われるが、その後は継続的に発生するM&Aのドル買いフローが下支えするものとみており、6月には115円を試す展開になると考えている。

個人成績