3/26 JPモルガン・チェース銀行 佐々木融

 予想レンジ
 109.70円~110.50円
 注目ポイント
 FRB高官発言と米金利

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
109.956 +25.6銭 7:00 110.689 +18.9銭 22:55

■今日の見通しについて
・昨日の欧米市場でアメリカの長期金利が低下したということでドルの上値が重いという形でドル/円も少し下がってきているが、ただ109円台に入ってくると底堅くなっているので反発する局面も近いのではないかとみている。

■注目ポイントについて
・今日は4名のFRB高官発言が予定されているので、その発言がアメリカの金融政策に対する見通しに与える影響が注目される。
・その金融政策に対する見通しだが、FF金利先物が織り込む20年末までの政策金利変更回数と今年3月以降のドル/円相場との相関を見ると、先週3月22日は2回の利下げを織り込んでいる。
・少し悲観的になり過ぎかなという気がするので、逆に言えば3回の利下げを織り込んで109円、1回程度の利下げかなということであれば111円に戻るということなので、それほど為替市場はパニックになっていない状況だろう。

■例えば1回利上げだと113円という可能性もあるが、市場はなかなかここを見通せないので逆イールドになり景気後退なのではないか、更には円高ではないかと思ってしまうが?
・景気後退になれば確かに円高だが、過去の例を見ると少しそれを懸念し始めるのは早いのではないか。
・前回の逆イールドになってから景気後退に入ったときのドル/円相場とアメリカの株価を示したグラフを見ると、前回は2006年の7月あたりから本格的に逆イールドになっているが、逆イールドになってから12%ぐらいドル/円は上昇し円安が進んでいる。
・株価に関して言えばもっと上がっていて30%ぐらい上がっている。
・2007年の12月から景気後退になっており、逆イールドになったからすぐに先行き景気後退になるかもしれないので円高だという発想が出てくるが、それで円を買い始めるのは早いのではないかとみている。

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