3/25 クレディ・アグリコル銀行 斎藤裕司

 予想レンジ
 109.40円~110.40円
 注目ポイント
 4月相場の季節性

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
109.706 +30.6銭 10:00 110.241 -15.9銭 18:10

■先週末は大きく動いたが、どうみている?
・金曜日発表のユーロ圏やアメリカの製造業PMIが軒並み低下し、アメリカの債券市場で10年債利回りが3ヵ月物の利回りを11年半ぶりに下回った。
・いわゆる逆イールドが意識されたことでリスク資産の持ち高の解消売りが広がり、ドル/円も一時109円75銭を付ける場面があった。

■今日の見通しについて
・今日は商業決済が集中する五・十日ということもありドル/円はある程度サポートされると思うが、年度末を前に110円近辺で落ち着きどころを探る展開となるだろう。

■注目ポイントについて
・4月相場を占ううえで、まずはアメリカ株を見てみると過去15年中13回上昇、同時にドル/円のボラティリティは15年中12回下落ということで値動きは前の月より小さくなっている。
・これから分かることは4月は季節的にリスクオンになりやすい環境にある。
・ドル/円相場で同様に15年間遡ると、騰落はまちまちだったが3月と4月は15年中12回ドル/円の騰落が反対となっている。
・つまり3月のドル/円が上昇すれば4月は下落し、3月が下落すれば4月は上昇する傾向が8割あった。
・この要因は新年度入りで市場参加者が益出しの為に利益が乗っている資産は売却、または売り持ちで利益が出ている資産は買い戻しに動く為ではないかと考えられる。

■今年の3月は下落しているので4月は上昇?
・今年はこのまま行けば3月は下落で4月は上昇となりそうだが、ゴールデンウィークはドル/円が下落しやすい経験則がある。
・特に今年は10連休という特殊事情があるので、それを考慮するとゴールデンウィーク前にドル売り・円買いに市場参加者が動くことが予想される。
・その為、今年はもしかしたらアノマリーが崩れるかもしれない。

個人成績