2/21 SMBC日興証券 野地慎

 予想レンジ
 110.30円~111.20円
 注目ポイント
 円安圧力はピークか

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
110.566 +26.6銭 22:30 110.855 -34.5銭 12:40

■NY市場を振り返って
・東京市場の強い流れを引き継いで110円台後半での動きが続いた。
・前日終値のレベルまで下げる場面もあったが、FOMCの議事要旨の発表後に持ち直した形となっている。

■今日の見通しについて
・本日はユーロ圏やアメリカで製造業関連の指標が発表される。
・引き続き実体経済に弱さが感じられるようであれば、株価の下げを介して円高要因となりそう。
・もちろん米中閣僚級協議に関するヘッドラインにも一喜一憂しそう。

■注目ポイントについて
・1月以降、世界的な株価のリバウンドが続いているが、株価と連動性の高いシカゴ市場のVIX指数に注目すると、昨年10月のダウ平均の史上最高値のレベルまで下がってきていることが分かる。
・これは市場がかなり現在リスクオンの状態であることを示していて、足元でドル/円が上昇傾向にある動きを説明できるものと言える。
・ただ、昨年10月以降、年末にかけてドルの調達コストが上昇して、これがかなり強いドル買い圧力となっていたことを考えると、この調達コストが下がった今ドル/円が昨年10月と同じ114円台を目指すことは難しくなっていると言える。
・アメリカの長期金利が当時と比べて下がった点も、現在円高水準であることの説明となるだろう。
・ボラティリティとドル/円の関係だけにフォーカスをすれば、現在は円安圧力がピークに近いとも言え、つまり111円台程度がドル/円の当面の最高値になりやすいと考えられそう。

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