2/7 三菱UFJ信託銀行 小林浩一

 予想レンジ
 109.60円~110.30円
 注目ポイント
 原油価格の動向と為替相場

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
109.605 +0.5銭 22:05 110.086 -21.4銭 17:20

■NY市場を受け、今日の見通しについて
・注目されたトランプ大統領の一般教書演説では国境の壁に固執した点が嫌気され、ややドル安・円買いで反応したが、NY時間にはドルは買い戻され110円丁度付近まで値を戻している。
・今月に入ってジリジリとドルが買われているものの、イベントが控える2月末までは大きく動意づくのは難しいと見ており、本日も狭いレンジでの推移を予想している。

■注目ポイントについて
・OPEC加盟国による原油生産量を見ると、今年1月は去年の12月と比べ1日あたり153万バレルの減産になっている。
・これは12月に減産協議で決定した数字の倍近くとなり、産油国の価格調整の意識が高いことが分かる。
・また非OPEC加盟国の代表として米国の掘削リグの件数を見ても、稼働数がピークアウトしている様子が分かる。
・このペースが守られればWTI原油先物価格は足元の1バレル53ドル程度から2018年の平均値である62ドル程度までの上昇はあり得るとみている。

■その場合、為替相場への影響は?
・各国中銀とも景気見通しの悪化とともにインフレ見通しを引き下げている状態であり、利上げ期待も大きく後退しているが、そこに修正が入る可能性はあるとみている。
・特に米国では急速に利上げ期待が後退したあとだけに、その修正でドル買いに繋がりやすいだろう。
・ただしドル/円で見た場合、新興国通貨売りなどのリスクオフの展開からの円買いも想定される為、大きな上昇は見込みづらいと考えている。

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