1/28 FPG証券 深谷幸司

 予想レンジ
 109.10円~109.90円
 注目ポイント
 リスク選好回復でも上値重いドル円相場

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
109.159 +5.9銭 翌1:40 109.579 -32.1銭 7:10

■先週末のNY市場を振り返って
・アメリカの政府機関閉鎖が一旦解除されることになりリスク選好が回復、ユーロ/円相場やドル/円相場で円安が進んだ。
・ただ、午後は全般的に軟調となった為、ドル/円相場の上値は限定的で持ち合いの範囲内に留まっている。

■今日の見通しについて
・今週は材料が目白押しで、FOMCが開催されるほか米中通商交渉が開催され、イギリスではEU離脱修正案の採決、週末に雇用統計の発表が控えている。
・本日は先週末にかけてリスク選好が強まった流れのまま株高・円安となりそうだが、この先の材料を前に動きが鈍る可能性がある。

■注目ポイントについて
・ドルと円はともに安全通貨とみられている為、リスク回避で買われる一方、リスク選好が強まるなかでは売られるという性質がある。
・年初からリスク選好は回復し、さらに新興国市場が堅調ななかドルインデックスは下落、足元ではユーロやその他の通貨に対して円安が進んでいるが、ドルがこれらの通貨に対して全般的に下落しており、それがドル/円相場の上値が重い要因となっている。

■今後も上値が重い状況は続く?
・米中通商交渉の進展や中国経済への不安緩和など、グローバルな懸念の解消要因の為、ドル/円相場の上昇力が削がれそう。
・また、市場の安心感がリスク選好、株価がFRBの慎重姿勢にさらされる状況ではやはりドルの上値は抑制される。
・これが変化してドル/円相場が110円台に定着していく為には、強い経済指標でアメリカ経済の不透明感が払拭され、利上げがしっかりと視野に入りドル金利先高感が回復、アメリカの長期金利が更に上昇することが必要で、時間がかかりそう。

■110円の定着はいつ頃?
・早くて米中交渉が一段落し、また日本企業の季節期限買いが一服する3月か、あるいはアメリカの利上げが視野に入る可能性がある4月までずれ込むかもしれない。

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