1/25 三井住友信託銀行NY 持田拓也

 予想レンジ
 109.00円~110.00円
 注目ポイント
 FOMCでのドル円の動き

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
109.516 +51.6銭 8:25 109.950 -5.0銭 22:15

■NY市場を振り返って
・本日のドル/円は欧州の弱い指標や本日のECB理事会で景気に弱気な姿勢が示されたことでユーロ売り・ドル買いを起こし、そのドル買いがドル/円にも波及し上昇していたが、米中通商交渉が解決まで程遠いとのニュースや、米政府機関再開をめぐる動議が否決されたことなどを受けて反落し、結果的に変わらずの水準まで戻してきている。

■今日の見通しについて
・本日は市場の新たなドライバーとなりうるイベントが特に予定されていない為、このレンジでの推移を見込んでいる。
・ただし、米中通商交渉や米政権内の対立をめぐるヘッドラインは引き続き注意が必要。

■注目ポイントについて
・去年FRBは4回利上げを実施したわけだが、引き続き市場の中期的な注目は今年のFRBの行動に置かれている。
・現在、6月のFOMCまでに利上げが実施される確率は16%程度となっているが、年末にかけてその確率は低下しており、一度利上げしたとしても利下げせざるを得ない状況になると織り込まれている。
・FOMC前日に比べて、FOMC開催日にドル/円がどの程度動くのか、市場はこのようにみている──通常より変動が大きくなる割合を示すグラフでは、利上げする可能性が最も織り込まれている6月においては大きく動くと織り込まれている。
・また、9月や12月など、これまで政策変更がなされていたタイミングや、日本がゴールデンウィークに入る5月も動きが出ると見込まれている。

■その他のFOMCを見ても、動きが小さいわけではない?
・はい──今年はこれまで以上にすべてのFOMCでの政策決定や声明中での景気見通し、政策変更の不可などに注意する必要がある。
・米中貿易戦争の影響や米減税効果の減衰などから、今年は景気が減速するシナリオを想定していて、その場合FRBは利上げの断行やバランスシート縮小の取り止めを余儀なくされ、その結果ドル/円が大きく下落する可能性も出てくる。

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