1/24 シティグループ証券 高島修

 予想レンジ
 109.00円~110.00円
 注目ポイント
 ECB 景気認識引き下げか?

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
109.419 +41.9銭 翌0:00 109.800 -20.0銭 20:00

■NY市場を振り返って
・アメリカの金利、株共にこう着し、ドルも全体としては動きに乏しい状況だった。
・ドル/円は109円台後半で小動きという格好になった。

■今日の見通しについて
・本日はECBがイベントとして注目材料で、あとはスイスでダボス会議が開催されていて、そこからの要人発言に要注意と考えている。
・足元、米中関係のニュースがあまり良く無く、米中間も少し出遅れるという格好になっている。
・こういったなか、ドル/円が110円の突破には少し難しいかなと思っていて、日本の輸出企業の売りもこの水準では出てくると考えている。

■注目ポイントについて
・本日は政策据え置きが確実視されるなか、一つの注目点はECBが景気認識を引き下げるかどうかだと思われる。
・シティグループで提供しているESI──経済サプライズ指数の推移を示した、経済統計の実績値が事前予想からどの程度上振れているか・下振れているかを指数化したグラフを見てみる。
・昨年からアメリカも冴えないが、ユーロ圏のESIはほぼ一貫して悪化していて、アメリカに比べて下振れた状況が続いている。
・すなわち、ユーロ圏の経済統計には持ち直しの兆しがほとんど無い。

■今日ECBはどのような景気認識を示す?
・基調判断は据え置かれるとみているが、上振れリスクと下振れリスクを比べた場合、この数カ月間で下振れリスクが増してきたという認識を示すのではないかと考えている。
・また、ティーエルトロと呼ばれる民間銀行への長期資金の供給を継続することを検討するよう表明するなど、ハト派バイアスが示されると考えている。

■そうなるとユーロ/円への影響は?
・ユーロ/円は125円で上値の重い展開が続いているが、やや円高サイドに下振れリスクが高い状況と考えている。

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