1/21 三菱UFJ信託銀行 小林浩一

 予想レンジ
 109.20円~110.00円
 注目ポイント
 対外投資フロー

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
109.474 +27.4銭 10:20 109.721 -27.9銭 11:55

■先週末のNY市場を振り返って、今日の動きはどうみる?
・先週末は米国時間にドル買いが優勢となりドル/円は109円台後半まで上昇してきていた。
・本日は米国が休場、また今週日銀の金融政策決定会合とECB理事会を控えていることもあり、基本的には動意薄とみている。
・中国のGDP、鉱工業生産の発表をリスク要因とみているが、生産活動の停滞はある程度見込まれており、リスクオフに振れた場合も反応は限定的となりそう。

■注目ポイントについて
・足元、各市場とも年初の急激な変動から一旦落ち着きを見せているが、為替市場での安定要因として対外投資の動きに注目している。
・対外証券投資について週次の中長期債投資額を見ると、円高・ドル安が進んだ1月11日週に約2兆2000億円の買い越しとなっている。
・例年1月には対外証券投資は小規模に留まる傾向である為、異例といえる。
・2018年のドル/円の平均は110円半ばなので、ドルの割安とみた本邦機関投資家が動きを強め、円売り・ドル買いを支えた側面があるとみている。
・もう一つは対外直接投資で、2018年にも約17兆円の対外直接投資案件がされている。
・すべてが円売りに繋がるわけではないが、円高のタイミングで外貨を買う動きも、ある程度ドルの下値を支えたとみている。
・今後、2月・3月に向けて不透明要因がまだ残るが、リスクオフで円買いに傾いた場合でも、こうした円売りの動きが緩衝材となると考えている。

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