1/10 三菱UFJ信託銀行 谷口晶俊

 予想レンジ
 107.80円~108.80円
 注目ポイント
 投資家信頼感指数

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
107.768 -3.2銭 15:55 108.460 -34.0銭 翌4:40

■NY市場を受け、今日の見通しについて
・昨日のNY市場はFED高官のハト派発言およびFOMC議事要旨からドルは全面安となりドル/円は一時108円丁度付近まで下落した。
・本日についてはドル安の流れは継続するも、堅調な株価を背景にドル/円は底堅く推移するものと予想する。

■注目ポイントについて
・世界の投資家の景気認識が分かるセンティックス投資家信頼感指数の推移のグラフを見てみる──この指数における現況と先行き6ヵ月の動きを確認すると、2017年以降先行きの指数は下落トレンドに転換し、昨年からはマイナス圏に落ち込んでいることが分かる。
・先行き指標は株価に対し先行性があり、戻りを確認するまでは株価の重石となるだろう。
・一方で地域ごとの景気状況を示した表を見ると、昨年12月から各地域とも揃って景気後退となっていて、昨年末からの大幅な株価の下落はこの投資センチメントの悪化によるものとみている。

■このセンチメントの悪化は、アメリカでは米中の貿易問題や経済指標の下振れ、ユーロ圏では政治問題などもあるが、そういったことを意識してということ?
・はい──過度に悲観的な投資センチメントになったことで市場ではリスクオフ材料となりドル/円の上値の重石となるとみている。
・しかし、年初のパウエル議長のハト派発言や堅調な米雇用統計など、年を明けて状況が変わったことで悲観的に行き過ぎたマインドは緩和され、短期的には株価を押し上げ、ドル/円についても108円をメドに底堅く推移していくものとみている。

個人成績