12/28 三井住友銀行NY 下村剛

 予想レンジ
 110.40円~111.40円
 注目ポイント
 米景気の先行き

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
110.222 -17.8銭 21:15 111.010 -39.0銭 7:00

■NY市場を振り返って
・前日に大幅反発した米国株式市場が一転して反落した動きにつられてドル/円は110円台後半で上値の重い展開だった。
・午後に入ると一段とドル安が強まる展開となり一時110円50銭割れと、この日の安値を更新したが引けにかけては株の戻りに合わせて111円近辺まで値を戻している。

■今日の見通しについて
・年末にかけてマーケットの流動性が戻り切らないなか、引き続き株式市場の振り幅にドル/円も振らされる状況が続きそう。
・加えて本日、日本は年内最終営業日であり月末・四半期末に絡んだ需給で相場が動くことが予想される。

■注目ポイントについて
・今月に入って発表された米国の各地区連銀製造業サーベイはいずれも落ち込みが目立つ結果となり、先行きの景気に対する不透明感を示している。
・一方で年末商戦の好調が伝えられるなど、足元の景気は底堅さを保っており、マーケットがどちらを重視するかがここからのリスクセンチメントに左右すると考えている。
・その上でも年明けに発表されるISM製造業景気指数に注目している。

■先月のISM製造業景気指数は3ヵ月ぶりに上昇となったが、次回の発表はどのあたりに注目する?
・現在の市場予想は58.0と景況感の節目となる50を大きく上回っているが、個別項目で新規受注や出荷などの項目の推移にも注目している。
・個別項目で下落が目立つような場合、景気の先行きに対する不透明感は依然残り、リスクセンチメントにも下押し圧力が続くと予想する。

個人成績