12/27 みずほ証券 鈴木健吾

 予想レンジ
 111.00円~112.00円
 注目ポイント
 米議会再開と予算の行方

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
110.454 -54.6銭 翌3:50 111.355 -64.5銭 7:00

■NY市場を振り返って
・米株と米金利の反発とともにドル/円も9日ぶりの陽線となり111円台を回復する動きとなっている。

■今日の見通しについて
・行き過ぎた株の下落に調整が入っておりドル/円も底堅い値動きが想定される。
・ただ、すぐに年末年始を控えていることから基本的には小幅な値動きを想定している。

■注目ポイントについて
・クリスマスで休会していたアメリカ議会が今日再開することから上院での予算をめぐる攻防に注目している。
・トランプ大統領の要望を受け下院がメキシコ国境の壁の建設費を盛り込んだ予算を可決したが、上院では合意できず政府機関は一部閉鎖に追い込まれてドル安・円高の材料となった。

■上院の予算可決に向けた見通しは?
・可決には100議席のうち6割の賛成が必要で、野党・民主党の協力が不可欠。
・もし年内に可決できればポジティブサプライズで株価やドル/円の反発のきっかけとなり、ドル/円も112円台へ反発しそうだが実際には難しいとみている。

■可決できなかった場合、為替への影響は?
・年明け3日にスタートする審議会では下院の過半数を握る政党が民主党に移ることで壁建設費を盛り込んだ予算成立は更に難しくなる。
・そうなると逆にトランプ大統領も諦めがつくことで1月前半にも政府閉鎖が解消に向かい、ドル/円の下げ止まりのきっかけになると予想している。
・ただ、1月半ばを越えて閉鎖が続いた場合は更なる不安とともにドル/円は再び110円割れトライともなりかねず注意が必要。

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