11/26 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 植野大作

 予想レンジ
 112.50円~113.40円
 注目ポイント
 米ドル実効為替レートの上昇

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
112.877 +37.7銭 8:40 113.649 +24.9銭 翌4:55

■先週末の動きを踏まえ今日は?
・先週末は日本が祝日で市場参加者が少なく値幅が約35銭のレンジ取引だった。
・本日も日米両国で注目材料が乏しく方向感の出にくい展開が続きそう。

■注目ポイントについて
・ドル/円だけ見ているとピンと来ないが、今年は春先からアメリカ株が乱高下してもドル実効為替レートがほぼ一方的に上昇、現在FRBが公表している実効レートは約16年7ヵ月ぶりの高値圏へ買い進められている。

■これはどういったことが要因として考えられる?
・考えられる要因は2つあり、1つはトランプ大統領のレパトリ減税で、今年は上半期だけで前年の2倍以上の企業利益が海外からアメリカに戻っており、ドル高の一因になっている。
・もう1つは米国金利の上昇で、現在世界で一番安全な資産だと見なされている米国債の金利が主要国で最も高くなっている。
・この為、アメリカで株安が進んで株式市場からお金が逃げ出してもリスク回避マネーは米国債市場に流れ込むので資金が国外に流出せず米国株が乱高下する中でもドル高が進みやすくなっているよう。

■ドル/円への影響はどの程度みていればよい?
・過去、ドル実効為替レートの上昇局面でドル/円だけ下がり続けることはほとんど無い。
・アメリカの株価が不安定な間もドル/円は底固い状況が続き、株価が安定感を取り戻すとドル高・円安が進みやすくなるだろう。

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