11/21 みずほ証券 鈴木健吾

 予想レンジ
 112.00円~113.00円
 注目ポイント
 ヨーロッパの政治リスク

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
112.644 +64.4銭 8:50 113.147 +14.7銭 20:00

■NY市場は円高が一服?
・欧米株式市場の下落などにドル/円は一時10月末以来の112円台前半に下落したが、アメリカの住宅着工件数の改善などをきっかけに112円台後半に反発した。
・リスク回避によるユーロやポンドの下落もドルを下支える形となったよう。

■今日の見通しについて
・ドル/円は昨日小幅反発したが、原油や株価の下落や欧州の政治動向など、リスクが意識される状況は続いており、本日のドル/円は小動きながらもやや上値の重い展開を想定している。

■注目ポイントについて、これはイタリアとブレグジット?
・イタリアの予算をめぐるEUとの対立が焦点となっている。
・ヨーロッパ委員会は今日にも予算案に対する最終判断を公表する方針で、対イタリア制裁手続きの勧告となれば両者の対立はいっそう激しいものとなり、ユーロ安に繋がる可能性があることから特に注目される。

■もうひとつのブレグジットをめぐる動きは?
・イギリスが先週EU離脱に関する協定案を閣議了承したことを受け、今週末25日の臨時EU首脳会合でイギリス・EU双方がこれに署名する見込み。
・その後、12月には議会が協定の批准を進めるが、イギリス議会では否決される可能性も高く、足元では協定に対する反発からメイ首相の解任を求める動きもみられている。
・最終的には協定は合意に至ると予想しているが、目先イギリス議会の動向次第ではポンド安に繋がり、ポンド/円が年初来安値圏である140円近辺への下落の可能性もあることから警戒が必要。

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