10/26 フィスコNY 平松京子

 予想レンジ
 112.30円~113.30円
 注目ポイント
 米GDPと利上げペース

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
111.378 -92.2銭 23:55 112.442 -85.8銭 10:20

■NY市場を振り返って
・株式相場の回復に連れてリスク回避の円買いが後退した。
・ECBのドラギ総裁が理事会後の会見で最近の低調な経済指標が緩和策解除の方針に影響しないとしながらも、同時に不透明性も指摘、このため来年末の利上げ観測が後退、ユーロ売りに拍車がかかった。
・離脱への不透明感や政局不安でポンドも一段安、欧州通貨安がドルを押し上げた。

■注目ポイントについて
・市場では明日米国で発表の7−9月期GDPで3.3%の成長を見込んでいる。
・4−6月期からは失速するが、2%程度の成長が続いていたことからすると、3%台半ばの成長は依然強いもの。
・また、10−12月期も3%の成長が予想されており、トランプ政権が実施した税制改革や財政政策が功を奏し、数年でも3%程度が期待されている。

■これだけ経済が良いとなると、予想通り12月に利上げという運びになる?
・はい──ドルを今後も支援していくと思われる。
・しかし、税制・財政刺激策の効果が今後薄れるほか、中間選挙や貿易政策などの不透明性も存続することから、一部の市場参加者は来年の利上げペース予想を引き下げている。
・また、FRBのクラリダ副議長が公演で2019年の利上げペースは経済・インフレ次第とし、雇用のひっ迫がインフレを生まない限り利上げペースが予想を下回る可能性を指摘している。
・現状で本年のドル/円は年末まで115円または117円近辺を目指し上昇した後に来年始めには一旦伸び悩む展開を予想する。

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