10/10 ソニーフィナンシャルホールディングス 尾河眞樹

 予想レンジ
 112.60円~113.60円
 注目ポイント
 人民元安の行方

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
112.402 -19.8銭 翌4:15 113.285 -31.5銭 20:25

■NY市場を振り返って
・先週からアメリカの長期金利がジワッと上がっていることに対してアメリカの株式市場が少し神経質になっていることや、人民元安が進んでいるということで市場心理が少し悪化していて、ドル/円も113円丁度を割り込んできているということで、今日についてもやはりドル/円は上値の重い展開になりそう。

■注目ポイントについて
・かなり元安が再び進んでいるような状況だが、仮に1ドル7元を更に上回ってくるドル高・元安が進むということになると、資本流出懸念ということが少し意識されリスクオフになり円高が進行する可能性もあり気をつけたい。
・また、中国が人民元の相場をちゃんとコントロール出来ているかどうかを見るバロメーターにもなる外貨準備は、直近で7日に9月の数字が発表されているが、少し減っている。
・IMFが算出している適正水準、適正な外貨準備高というのは3.6兆ドルだが、これを既に下回ってきているので、更に減るという話に今後なるとこれも資本流出懸念や元安の連鎖が続く可能性があるので注意したい。

■一方で来週にアメリカの財務省が為替報告書を発表するが、これはどのように影響する?
・中国は既にアメリカからの制裁を受けているので、仮に為替操作国と認定を受けたとしても今とあまり状況は変わらない。
・アメリカは一方でドル高・人民元安をもし容認出来ないとすると、これ以上の関税の引き上げはやめなければならない。
・もし仮にアメリカが全部の輸入額に対し25%をかけるということになると、今度は25%分の元安が進まないとアメリカのCPIが2%を超えて上がっていくという話になるので、アメリカのインフレが今度加速するとFRBの利上げを急がなければならないということになり結果的にドル高が更に進んでしまう。

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