10/5 三菱UFJ銀行NY 平井邦行

 予想レンジ
 113.20円~114.20円
 注目ポイント
 米金利高と消費

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
113.557 +35.7銭 翌0:50 114.100 -10.0銭 9:50

■NY市場を振り返って
・昨日のパウエルFRB議長の発言を受けて本日も金利が続伸、これを嫌気してアメリカ株が大幅下落となった結果、ドル/円も113円半ばまで下落した。

■今日の見通しについて
・金利上昇を嫌気した株価の下落は継続するとみているが、本日は雇用統計を控えていることやアメリカの株式市場以外はコロンブスデーで3連休前ということもあり調整色が強まり、ドル/円の上値は重いもののレンジ取引になると予想する。

■注目ポイントについて
・アメリカの経済はここまで堅調に推移しておりその傾向は変わっていないが、トランプ政権の目玉であった大型減税はこうした好景気のなかで実施され、結果として物価と賃金の両面から急激なインフレ圧力がかかったとみている。
・そこに貿易摩擦拡大を受けた輸入物価上昇への懸念が加わり、昨日のパウエル議長の発言をきっかけに金利が急上昇、株価の大幅下落に繋がったと考えている。

■しかしアメリカではこれからホリデーシーズンにかけて消費が活発になる時期だが?
・消費マインドに影響があるとされるアメリカの住宅ローン金利は直近の高値を更新し、4.7%近辺まで上昇した。
・分岐点とされる5%を超えてくるとリーマンショック時の水準となり大事な時期に消費が冷え込む危険性がある。
・そうなるとドル/円は金利差拡大よりも、むしろリスクオフが優勢となり下値を探る展開になるのではと予想している。

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