9/26 JPモルガン・チェース銀行 佐々木融

 予想レンジ
 112.50円~113.40円
 注目ポイント
 2021年のFOMC見通し

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
112.672 +17.2銭 翌4:55 113.134 -26.6銭 翌3:40

■NY市場を振り返って
・ここのところ続いている円安・ドル安、円の方が少しドルより弱いのでドル/円が少しずつ上がるということで7月以来の高値を更新しているが、僅かの上昇。

■注目ポイントについて
・今日のFOMCで利上げが行われることは、ほぼ織り込まれているのでマーケットへの影響は無いと思うが、注目は今日新たに公表される2021年のFOMC委員の政策金利見通し、いわゆるドットと言うもの。
・過去のものをふり返ってみると、6月時点のFOMCの委員の予想の中央値というのは、来年3回の利上げ、2020年は1回の利上げということで3.5%ぐらいまでは上昇してくるというのがFOMCの今のところの予想。
・これに対しマーケット──FF金利先物市場の織り込み度合いというのは来年2回、2020年は0回ということで3%ぐらいまでしか上がらないとなっている。
・今日は新たに2021年が発表されるので、仮にここで(FOMCが)もう1回分くらいという形になってくると、市場の織り込みももう少し利上げを織り込んでくる可能性もあるのでその辺りが注目。

■市場がアメリカの利上げを織り込んでいった場合、ドル/円相場への影響は?
・今、日米の2年の金利差とドル/円の相関は結構強く、アメリカの金利が上がるからドル高ではなく、アメリカの金利が上がるので円安で相関が強い。
・この相関からすると2年の金利差が5bp拡大すると1円ぐらいドル/円が上昇するという形になるので、もしFOMCの結果ドットを受けて、ハードルが高いような気もするが、5bpぐらい拡大すると年初来の高値が113円40銭なので、そこを上抜けてくるということになる。
・ただ、113円40銭を上抜けても114円まで行かないと、相変わらず今年のレンジは1980年以来の最小レンジということになる。

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