9/3 みずほ証券 鈴木健吾

 予想レンジ
 110.70円~111.50円
 注目ポイント
 狭いレンジでの推移が継続?

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
110.849 +14.9銭 12:45 111.188 -31.2銭 8:30

■週末の為替相場を振り返って
・カナダとの貿易交渉は合意に至らなかったが、協議が5日から再開とされたことで過度のリスクオフにはならなかった。
・ドル/円は一時110円70銭近辺まで下押したが、引けにかけて111円台を回復して取引を終えた。

■今日の見通しについて
・本日はアメリカが祝日である一方、明日以降に重要経済指標や貿易摩擦に関するイベントが控えている為、基本的には動きづらい展開を予想している。
・中国のPMIやトルコの消費者物価などが予定されている為、新興国通貨の動きには注意が必要。

■注目ポイントについて
・足元ドル/円は111円近辺を推移しているが、この水準は7月の高値113円台とその後の安値109円台のちょうど真ん中。
・加えて過去1年半程度を振り返っても、主な取引レンジのちょうど中心付近で比較的居心地の良い水準と言える。
・また、リスク動向が為替市場を動かすなかで安全通貨である円とドルは同じ方向に動く傾向が強く、結果としてドル/円の値幅は非常に小さくなっている。
・目先、引き続き新興国や貿易摩擦などが注目を集めるなか、ドル/円は居心地の良い111円をはさみ狭いレンジでの推移が続きそう。
・9月中は111円±1.5円程度、109円台半ば〜112円台半ば程度のレンジが主戦場となりそう。

■その後は?
・新興国通貨危機や泥沼の貿易戦争が現実となれば円高方向、リスクが軽減に向かえば円安方向になるとみられる。
・基本的にはアジア通貨危機のような状況にはならないと予想しており、また貿易摩擦もアメリカの中間選挙前後には多少緩和に向かうと考えており、ドル/円は年末にかけて115円方向の動意を強める展開を想定している。

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