8/31 フィスコNY 平松京子

 予想レンジ
 110.80円~111.80円
 注目ポイント
 米中貿易摩擦の行方

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
110.684 -11.6銭 17:30 111.130 -67.0銭 14:00

■NY市場を振り返って
・米中貿易摩擦の深刻化の懸念、NAFTA改定の期限を31日に控えた警戒感や新興諸国通貨安でリスク回避の円買いが優勢となった。
・ユーロはドイツのインフレ低下で軟調、ポンドも合意ない離脱への警戒感に下落した。

■今日の見通しについて
・新興国諸国通貨やNAFTA、米中貿易摩擦の行方を睨んだ警戒感が存続し、慎重な展開が予想される。
・ただ、トランプ大統領やカナダの外相が3ヵ国間での合意を楽観視しており、ドルは底固い展開となるだろう。

■注目ポイントについて
・週内にNAFTA改定で合意が見られれば、次は焦点が中国に移る。
・トランプ大統領は2000億ドルの中国製品に追加関税発動も示唆するなど、中国への圧力を逆に強化し、中国も報復措置を辞さない構えを表明している。
・トランプ大統領は中国以外の相手国と何らかの貿易協定で合意し、米国の強い経済でレバレッジを最大限にした後に、最終的に強敵・中国との協議に挑む可能性がある。

■その協議による為替相場への影響は?
・今月、次官級の米中協議が再開されたことや中国人民銀行が6月以来の人民元安是正に動いたことは、中国が高官級米中協議再開に一歩近づいたと期待できる。
・米中貿易摩擦問題が解決した際、既に強いアメリカ経済を一層強めることから最終的にはドル買いに繋がるとみている。

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